今日は僕らがまわる学校のことや時間数について話し合った。ウジダで巡回するところは全部で8校、ここを相方と4校ずつまわる。教科は体育、図工、音楽の3教科、しかし音楽の授業すらない学校もあるらしく、今後検討するとのこと。この日来てくれたBabaさんとYusiyさんの2人が、僕たちの活動を支えてくれるある学校の校長先生だ。Babaさんは背が高くてでかいけどやわらかい感じだ。難しいと思われる言葉や表現は、僕たちがわかりやすいようにゆっくり話してくれたり例を示してくれたりした。Yusiyさんはジュラバを着ていてキャップをかぶりながら「おれは空手をやっているんだ」と構えてみせる元気のいいおっちゃん。2人とも目が優しい。どちらの校長先生のお世話になるかわからないけど、どちらにしてもいろいろ教えてくれそうだ。
途中、授業時間数のことでラティファともう一人の支局職員、校長先生方が意見を言い合う場面になった。徐々に激しくなってきた。その声の大きさに少し引いていると、終わって一言「モロッコではこれが普通だから気にしないで」とニコっとみんな笑っていた。このモロッコの人たちの声の大きさは未だに慣れない。
ということで今日決まったこと
○一人4校、2人で8つの小学校をまわること。
○週に30時間(各学校7~8時間)を目安にそれぞれの学校に打診してみること。
○午前と午後で違う学校に行くこと。
学校はラマダン明けからなので16日から始まるとのこと。それまではもうちょっと準備の期間だ。今回決まった枠にとらわれずに動くことで見えてくることもある、かもしれない。