先日のベニメラル講習会で、ペットボトルを使ってボールを作る実習が行われた。そのボールを活用した体育の公開授業があった。『Joue de bouteille』と名付けられた授業は、教具を全てペットボトルで作っている。1チームにボールひとつと1,5Lのペットボトルが一本。ボールは地面に置かれ、ペットボトルはふたの部分をラケットの柄のようにして持っている。4チームから一人ずつ競技者が出て教師の合図で一斉にスタートする。手に持ったペットボトルでホッケーをするようにボールを転がしていく。完全な球でないよさがここで活きる。5mくらい進むと門のように2本のペットボトルが立っている。その間をボールが通過するようにする。さらに10mくらい進むと1本のペットボトルが立っている。それを手に持っているボトルで倒す。倒すのは簡単である。その後、また5mくらい先に立っているペットボトルをまわり、戻ってくる。そこで、先ほど倒したペットボトルの前まで来たら、子どもは急いで座る。倒れているボトルを両足ではさんで起こす。ボトルが無事起きたら急いで最後の門の間にボールを通す、最後はスタート地点と同じ線上にボールを止めたらゴールとなる。順位に応じて得点を付け、最終的にチームの合計点で勝敗が決まることになる。