この日はモロッコキャラバン最終日、テトゥアンでの活動です。同期の体育隊員が活動している小学校での運動会を中心に、子どもたちと一緒に楽しんできました。前日にメンバーのみんなで作った新聞紙の玉を使って玉入れをしたり、ペットボトルをやボールを使ってドリブル+キックリレーをしたり、およそ教具らしきものがない中でも、工夫すればいろんなことができます。そして子どもたちは同じチームのなかで協力し、応援し、喜びを分かち合っていました。モロッコでは普段なかなかできないこと、でもとても価値のあることだと思います。
「モロッコで運動会がしたい」という同期隊員の思いが、形になった一日。日頃から子どもたちと体育の授業をし、校長先生といい人間関係ができていてたからこその運動会。この日のためにプログラムからはちまきまで、同じテトアンの隊員と一緒に準備していたそうです。何かやりたい、と思ったことは、その人の強い思いや地道な努力があり形になっていくんだなぁと、ホイッスルを片手に子どもたちに競技の説明をする同期隊員の姿を見て思いました。
最後は手作りのメダルも配られ、テトゥアンでの活動も楽しく終わりました。
そしてメンバーみんなで最後に一枚。
始まる前は暑さや移動を心配していたキャラバンですが、メンバー一人一人のいろんな一面に触れ、たくさんのことを学びました。彼らのおかげでどんどん楽しくなっていったキャラバン。この夏の大きな大きな財産です。